2020年7月20日月曜日

㉛ 旧帝国幼年学校(陸軍・海軍)卒の人たち

今朝、起き抜けに自分の小用後の始末をしていて、

ふと、ドイツ語の関口存男(多分ツギオと読むの

だろう?)の面影を思い出した。

大学在学中に青春の迷いで少しの間、東京で勉強

した。

その時、高田の馬場の神田外語学校でドイツ語の

関口先生に直接教わった。

背がわりに高く偉丈夫で、面長の顔の口から

「スプレッヘン」と、ウムラウト(ドイツ語特有

の発音技法)を口角泡を飛ばすように、力強く

発音された。

今思うと、もう相当なお年だったと思われるが、

65歳くらいだっただろうか?

殆ど、憧れに近く「慈愛に満ちた」関口先生の

授業を聴いたものだが、先生が旧帝国陸軍幼年

学校出だというのが有名だった。

今で言う小中高一貫校に相当する、幼年から

始まる陸軍士官学校だったのだろう。

僕が今まで会ったことがある陸軍幼年学校出

は関口先生と、旧新日本電気(富士通)の

松田部長さん、海軍幼年学校出は以前日比谷

交差点傍にあったパレス・ホテル・ビル地下の

ヤマガタ画廊の山形社長3人くらいであるが、

当時、原宿にあった海軍・海自の言わば同窓会

の最古老であられたようで、70歳台でしたで

しょうか?

いずれの方も人物に厚みと包容力を感じる方々

だった。

幼年期に、キチンと鍛えられることが大きい

のだろうと想像するのは自分だけだろうか?