(77)草枕スケッチ帖⑱を一旦キャンセルして新たに
第2回リハビリ記を始めます。
２０２１年3月7日、10月にはわがホームページの
１６年記念を迎えるはずの年に脳梗塞が再び起こり
ました。
その日の朝、午前3時過ぎに目覚めて、何時もの
ベッドからいつも使っている事務用回転いすに乗り
移って朝の体温・血圧測定をすませ、facebook投稿
を済ませて2度寝のためベッドに戻ろうとしました。
奇しくもその日は南部病院で受けた睾丸脇のイボ状
ガンの入院手術後1週間の抜糸の日でした。
ベッドに浅く座った所為で、ズルズルと床にずり落
ちてしまいました。
もとより6年前の脳梗塞で右手右足がマヒ後遺症で
不自由でしたから、床にずり落ちると自力ではベッド
に戻れません。
幸い回転いす上で床暖のスイッチは入れてあったので
床は固いけど温かくて、そのままごろ寝をすることに
決めました。
7時ごろワイフが起きてきて状況を見て2階の息子や
大学生の孫を呼び出してくれました。
ようやく、ベッドに戻って、今日は抜糸の通院は何
となく無理だと悟り、9時過ぎに電話で明日に予約変
更して貰いました。
昼頃ワイフとそれまで考えていた庭や家の老後生活に
適した改造計画を話していた時、突然僕の言葉が不明
瞭になりました。
僕には予感があったので、直ぐに救急車の要請とワイ
フに字で知らせました。
訝っていたワイフもようやく悟り、僕は杖を突いて
自力で玄関前の救急車に乗り込み事情を伝えて南部病
院に緊急入院しました。
16年前の第一次発作の時も同じですが、入院当初は後
遺症の発症は出し切れず、軽いように思うものでした。
前病の抜糸は病院のベッドの上で受けました。
南部病院に救急入院して後、リハビリ病院の磯子中央
病院に転院して都合3か月と20日に及んだリハビリ
生活を後々の同病の方々のために書いておこうかと
思います。
