2020年9月16日水曜日

(54)藁にも縋る(すがる)思いの新境地。

 「藁にも縋る(すがる)思い」という


文章表現はもう死語かも知れない。


肝心の藁は、お正月の締め飾り以外に


生活に現れないし、溺れそうなときは


丈夫なテフロンロープに縋るだろう。


長男が小学校に上がる時、公団の住宅


予定地分譲に応募して補欠になり当選


者が辞退して買ったのが今住んでいる


洋光台で、家を建てた時ハリキリ過ぎ


て、庭の廃水口のコンクリ・マスを動


かそうとして腰をギクっとやった。


以来およそ30年、X線や鎮痛剤、マッ


サージなど整形外科に通い続けても効


果が無い。


遂に、この春、ネットで探し当てた近


所の上大岡に若い鍼鍼灸師たちの鍼灸


院を見つけて、健康保険の範囲の鍼灸


に通ってみた。


この時は保険の制約から、施術の時間


制限もあり、腰痛解放には至らなかっ


た。


そうこうしている内に、2度目の軽い


脳梗塞発作に見舞われ、足腰が更に弱


くなった上、腰痛が更に強くなった。


遂に、それこそ「藁にも縋る思い」で、


健康保険外の東洋式医学の施術をネッ


で探してみた。


幸か不幸か、カートでアプローチ出来


る港南台に一軒見つけた。


全国にチェーンがあるその施院の基本


は基本的には指圧の部類だと思われ、


50分間4000円の一律料金である。


初回だけ割引がある。


これまで、3回予約通院したが、毎回


ごたえ,いや、身ごたえがある。


第1回は腰痛が和らいだし、右足の浮


腫みを訴えた2回目は右足が痛いほど


の指圧の結果、16年間も自分の脳で


動かせなかった右足首を着地姿勢に、


意識して動かせた。


2度目の発作で、口がモトワラナク


なって先生に口頭説明が出来ないので


毎回word文書にして身の反応を書い


て持参するが、先生も喜んでくださ


るのは言うまでもない。


さて、次回は1週間後、身の応答が


楽しみではある。