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テキサのス州ダラスに移動するため空港に行く
途中、ワシントンDCの郊外のアレクサンドリア
市というポトマック河畔の街に立ち寄り、昔海軍
の魚雷工場だったという建物を使ったアートギャ
ラリー村と観光クルーズの基地港を見てから
ジョージ・ワシントンが住んだというマウント・
ベルノンの郷に寄った。
歴史の新しいこの国の宝として寄付とボランティ
アー精神で丁寧に維持保管されている。
当時の木造の建物や家具が傷まないようにフラシュ
を避け、写真も撮らないようにしている。
ワシントンのおじいさんがここにやって来て基礎を作ら
れたそうだが、例の教科書にもあった桜の木のエピソー
ドのことは何も説明はない。
多分誰かの作り話だろうとのこと。
外国の観光客というより国内の見学者相手の大き
いお土産屋さんがあるのには驚いた。
「大草原の小さな家」に見るような開拓精神を
ここにも感じることができる。
小さな町の名物レストランで開拓時代の再現料理、
特製チキン・チーズ料理を食べた。
と言いたいところだが、僕としたことが、珍しく
食傷気味で魚料理を選んだ。