パブやバールの発達しているロンドンやローマ
と違って、夜は物騒で車で一目散に帰宅するのだ
と聞いていたワシントンDCでは帰りに一杯という
のはないのかと気の毒に思っていたところ、あった
あったホテルのバーである。
夕食のワインで飲み足りず、疲れと言ってみんな部
屋に帰ってしまった。
海外で日本人の男二人でホテルの一室にで宿泊する
とゲイの団体が来たと思われるというので、今回は
全員一人部屋の配慮をして頂いているが、飲み足り
ないこんなときなどは不便。
で、一人で深夜11時近くロビー奥のバーに入った。
誰もいないと思いきや、テーブルは満席である。
脇に通勤カバンを置いて4,5人が飲んで談笑して
いる。
日本の居酒屋風景と変わらない。カードをやって
いるのかも知れないが、おおむね紳士である。
時々大笑いの声が起こる。
うれしくなってしまう。カウンターも結構繁盛し
ている。
一角を陣取って気づかれないように、飲みながら
スケッチをしている。
外はもう寝静まっているようだが防犯のためだろ
うかウインドウはこうこうと照明がつけてある。
早々とクリスマスの看板が出ているところもある。