2020年7月15日水曜日

㉕第1回欧州物理学会写真に出会う(その2)


同じ原版の写真と思われる別なところからの入手写真

/インターネットから(表情も鮮明学者の名前も鮮明に書かれている)



熱定理で名高いノーベル賞ネルンスト、やはり

ノーベル賞の量子物理のローレンツ、

黒体熱放射で有名なウイーン、

ノーベル賞のキューリー夫人、

数学や物理学で有名なノーベル賞学者ポアンカレ、

量子物理・ノーベル賞のプランク、

このとき学会はヨーロッパに33歳の若い量子

物理学者アインシュタインを招いたという。

この学会にSolvayの名がついているのは 

学者の中に同名の人があるとことを見ると

ネルンストが提唱とは言われているが

ソルベイさんが言わば中央に座っているし

一番長老格に見えるから、彼の名をオナー

としてつけたのではないかと推測する。


1913年・第二回欧州物理学会(サボイ・コングレス) 

ブリュッセルにて 

(インターネットから)



いずれにせよ、このホテルに1911年ヨーロッパ

の英才たちが集ったということは、ロマンを掻き

立てる事実である。

思わぬ出会いで、親しみを覚え興奮した。

思わぬところで、思わぬ出会い、旅って素敵である。

少々体が動かなくても、人様に迷惑をかけない限り

旅の機会は失いたくないものである。

それにしても、1911年は日本では多分、明治の最後

ごろでしょう。

やはり、ヨーロッパは奥が深いですね。

なお、このホテルには、欧州の第1号というエレベーター

もあり、今も十分機能している。

直角に組んだ2面の真鍮で組んだ伸縮格子があり

フロント・フロアーの出入り口面と上部各階の

出入り口面とは直交している。