2021年7月8日木曜日

(80)リハビリ日記③金子PT.先生

 南部病院で約1か月入院後、リハビリの磯子中央


病院へ転院した。


車いすごと乗れる福祉タクシーで転院した。


自宅は途中にあるので、途中寄って貰ってスロー


プ工事中の玄関周りだけ見えた。


コロナ消毒など長い手続きを終えて病室に案内さ


れたのが5時過ぎ、ややあって大勢が夕食を待っ


ているTVがある広間に車椅子で連れて行かれた。


車椅子での待機は1時間にも及び、スマホで遊ん


でいたが腰痛は耐えられないほど酷くもう懲り懲り。


口が利けないので、メモを書き以後はベッドで食べ


るよう嘆願した。


食事盆が到着するまで、ベッドで寝て待つ利点があ


る。


毎朝7時ころ2人の看護師さんが来て紙オムツの尿


パッド点検が来て、朝食後9時前に、リハビリの


便利のために看護師さんたちが紙おむつから紙パン


ツに交換する。


一方、その前に各リハビリの先生方がベッド脇の



予定表に今日の予定時刻を書いていく。


午前9:20金子PT.先生、午後2:00OT.養老先生、


午後4:20田中ST.先生という具合である。


金子pt.先生は美人で背が高い方で姿勢が良い。


足の脆弱を骨盤姿勢や筋肉の凝りから見抜きマッサ


ージしていかれる。


小田原の国際医療大学出身らしいベテランとお見受


けした。


僕の骨盤右足関係は前回の後遺症発生から16年間


も足が開く現象が欠点であったらしい。


立ったり歩いたりするときの重心安定の元になるこ


とを教わった。


そういえば、16年前のリハビリで大きい右足の装


具を作ったことがあった。


靴が履けないや邪魔くさいので自然着けなかったが


この時、既に欠陥があったのだろう。


金子先生の素晴らしいところは患部の欠点の説明と、


リハビリの次の手を常に予定されていることには驚


く。


口が碌に利かなくなった僕の意見も文字盤を使って


聞き取ってくれた。


今も毎朝ベッドからwhillに移る度に、左足で立って


次に左足の向きを確認しながら左右に体の重心移動


を確かめるのである。


訪問家庭リハビリ退院を調査から終始援助いただい


たのは金子PT.先生と養老OT.先生だった。 


入院中各先生に大学在学中の実習生が付いたが、自


分の学生時代の工場実習が思い出されて、一人前に


付き合ったつもりだ。