時差ボケで朝5時過ぎに目が覚めた。
いざロンドン、初お目見えとばかり10階のダブル
ベッドツインの豪華な部屋のカーテンを開くが外
は真っ暗。
しかし、下の方を見るとすでにハイドパーク北側
の道路はデリバリーの車や通勤らしい小型車がヘッ
ドライトを点けてひっきりなしに走っている。
これは日本より働き者だぞ!
地図を見たり、テレビを見たりロンドンの予備勉強
をしている内にモーニングコールそして英国式朝食。
BGMに第9交響曲には恐れ入った。
本日の行事出発までの時間調整にパークの中のイ
タリア公園を散歩。
なぜイタリアなのか分からないが「ジェンナー」と
書かれた大きい人物像がある。我が子を試験台にし
たと言うあの種痘を開発した人か。
リスが遊び、マロニエの栗が落ちている。
紅葉が始まり、ジョギングの人もたくさんいる。
日曜日の朝だからか乗馬を楽しむ正装した大人子供
の一団が、車道の信号を渡ってパークに入ってくる。
車より馬が優先!リッチなものだ。
外周の歩道では恒例のアート市場が立つらしく、妻
の作品だと言う古い農家を描いた小さい油絵を飾り
付け始めたおじいさんがいる。