ときどき思い出すのだ。札幌ススキ野のローレライ。
サッポロビール全盛の頃、札幌のビヤホールNO.1だった。
ドイツ風のセミクラシック音楽演奏の専用ステージと楽団員
中央に見えるバイオリニストのXさん、右端に見えるアコーディオンのIさんは札幌交響楽団員だった。XさんもIさんも他の楽器も熟した。
乾杯のビールを掲げている女性たちが札幌女性合唱団員だとか、この写真にはピアノは出ていないが、皆明るく愉快な人たちだった。
1899年(明治32年)に出来たというから凄い。
この店を紹介してくれたのは札幌・千歳の眞鍋さん(今年確か96歳か)だった。
ご本人は東京外大スペイン語科ご出身だが、古くからの札幌愛好家だ。
残念ながら、時代の波に抗し難く、私が恵庭を離れた頃、この人達とのお別れの会とサインとを貰って、お店は消えてしまった。
あれから既に十数年経ってしまった。 皆んなどうしているだろうか?